東南アジアでのキャリアップ転職の仕方

日曜日 , 4, 2月 2018 東南アジアでのキャリアップ転職の仕方 はコメントを受け付けていません
新しい年に新しい仕事は如何? 東南アジアの人材紹介会社キャリアリンク(外部リンク)のキャリアコンサルタントであるリンさんからあなたの就職の世界を広げるための専門的なアドバイスをもらいました。

1.東南アジアで働くことのメリットは何ですか?

メリットはたくさんあるので、選ぶのが難しいですがいくつか説明します。外国語を勉強したり、専門にしている場合、東南アジアで働くことによって言語学習に没頭することができます。新しい文化の中で生活することは、チャレンジングで有益であることは間違いありません。専門的に言えば、雇用主は、グローバル経済に対する独自の見解を説明できるような、海外での経験を持つ候補者に魅力を感じるものです。多文化の環境で働くことは、高度な異文化間スキルと対人スキルの獲得に繋がります。いきなり東南アジアへ働くのに抵抗がある場合は、ワーキングホリデーなどを利用して海外就労体験をしてみるのも良いでしょう。

2.東南アジアで働こうとしている人向けにどのような仕事がありますか?

東南アジアで最も需要がある仕事は英語の教師です。英語が母国語であれば、英語の能力に関するニーズが多くの土地にあって、給与水準も高いことが多いです。英語教師の仕事は一般的に短期(1年以下)で、主要都市でも農村部でも機会はあります。他の人気のある職業は、ビジネスコンサルタント、フードサービス、観光会社、不動産業などがあります。母国の企業で働く人も多いです(日本人であれば日系企業です)。短期間の海外旅行で一通りの仕事ができる短期就労もありますが、給料が発生しないインターンシップになります。給料が発生する場合は、ワークパーミット(就労許可)を取得しないと働けません。

3.東南アジアで簡単に仕事が見つかるのは何ですか?

英語を母国語とするネイティブにとっては、疑いもなく、海外で最も簡単に見つかる仕事は英語教師です。外見が現地の標準より優れている場合、通りを歩けば、モデルの仕事を紹介される可能性があります。モデルは初めてでも簡単にこなせます。

4.海外で働くために特別な資格は必要ですか?

東南アジアで仕事を見つける際に直面する最大の課題は、就労ビザの取得を支援してくれる会社を見つけることです。多くの企業は、政府が外国人を雇用するための課税が高いので、手続きを避けたがります。そこで観光などの他のビザで働くことを要求することがあります。就労ビザなしで労働することは大した問題ではないと言う人もいるかもしれませんが、問題が発覚すると企業側の負担(罰金など)よりも被雇用者のリスク(国外退去と一定期間の入国禁止など)が大きいです。 私たちのような人材紹介会社は、就労ビザ取得をしてくれる企業を紹介していますので、安心して利用が出来ます。

5.ビザ/就労許可を取得するのは難しいですか?

渡航先の国によって異なりますし、残念なことにあなたの学歴も影響します。また、簡単に特定のビザを取得できる国もあります。東南アジアで会社に就職することを検討している場合は、適切な手続きを確認してください。過去に経験がある従業員に連絡するか、可能であれば、就労経験者の体験レビューを探してください。煩わしい場合は、人材紹介会社へ相談するのも良いと思います。

6.外国語を話せませんが、選択肢はあるでしょうか?

もちろん、外国語を学んでおくことに越したことはありませんが、言葉が話せなくてもできる仕事はあります。前述したように、英語を教えたり、モデルの仕事をすることで、東南アジア生活を支えられるかもしれません。ツアーオペレーターや各国の団体のアテンダントとして働く方法もあります。 現在、フリーターではなく会社員であれば、あなたの会社が英語と母国語の両方を話す現地の人を雇ったことがあるかを聞いてみては如何でしょうか?多くの企業は、母言語を話す人がアテンドする場合、クライアントが安心してくれると言います。英語を話すビジネス環境にしている大企業も多くあります。通常、これらの企業は外国人が所有しています。

7.東南アジアではどのくらい給料がもらえますか?

給料の額はどの国に行くか、どの職業に就くかによります。シンガポールの場合は、給料が上がる事が大いに考えられます。しかし生活費が上がる事などを考えれば当然です。しかし給料が上がっても毎月の貯金額が下がる事も考えられるのがシンガポールです。シンガポール以外となると、給料が下がる事は考慮しないといけません。ただシンガポールとは違って、生活費がグンと下がるので毎月の貯金額が上がる事があります。

8.労働に必要な期間はどのくらいでしょうか?

本当にその国を知り、理解したいのであれば、少なくとも1年間はそこで生活して、働くことを約束すべきでしょう。あなたの経験と可能性を最大限に役立てたい場合は、できるだけ長期間の契約となるよう交渉してみてはどうでしょうか。 将来、転職をする際に1年未満の短期間で仕事を変えていると、信頼をされなくなってしまいます。

9.私は海外に行ったことがありませんが、どのように異文化に対応したらいいでしょうか?

正直に言って、新しい文化に適応することは簡単ではありません。特に、仕事をして、ある役割を果たさなければならない場合は特に難しいです。初心者であれば、国際化が進んだ大都市に住むことから始めてはどうでしょうか?おなじみのブランドや看板が多くあることに驚かれると思います。ホームシックになっても、ほとんどの大都市には日本人がいるはずです。最も重要なのは、あきらめずに、焦らないようにすることです。新たな土地で自信を持って、快適に過ごせるようになるには数か月かかると思います。また、時折カルチャーショックを受けるような出来事もあると思います。落胆しないでください。新しい友人を持つことは苦しみを和らげ、現地との接点を増やすのに役立ちます。社交性を持って、元気に過ごしましょう。

10.どの国の(どの仕事が)最も人気がありますか?

IT、製造、金融、国際マーケティング分野の仕事を探している日本人は、シンガポールがお勧めです。シンガポールは英語が使えます。エンジニアリング、自動車などに興味を持つ人、製造業と貿易に関心のある人には、タイやベトナムが人気です。